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Vol02

2020年8月改定

ICHIKAWA Technical News

省エネルギーに貢献する
トリシマ「エコポンプ」についての紹介

酉島製作所は1919年に創業されたポンプの専業メーカー

現在の大阪市此花区酉島(トリシマ)町にあったことからこの社名がつきました。(1941年に現在地である高槻市に移転)以来、100年以上にわたり、上・下水道設備やかんがい施設、排水ポンプ場、海水淡水化プラントや発電所など向けに、高効率で信頼のおけるハイテクポンプを提供。いまやトリシマポンプは、世界100ケ国に広がっています。

酉島製作所は、弊社の歴史には欠かせないメーカー

1945年、弊社創業者(市川順一)は戦後広島の焼け野原を復興させるため、㈱安川電機のモータと㈱酉島製作所のポンプを使って、インフラ整備には必須となる「水」の供給を始めたところから㈱ICHIKAWA(当時は市川商会)が発足しました。

取り扱い主要製品

「ポンプdeエコ®」をキャッチフレーズに最適な省エネ提案を行い、エコアドバイザーがお客様の仕様や運転状況に合わせて、セミオーダー方式で生産します。
その為、高効率・高性能に加えて、多様な液質や用途に対応したポンプをお客様へ提供する事が出来ます。

業界初の省エネ大賞を受賞したりと他メーカーと比較しても地球環境に対しての取り組み方に力を入れている。

どうして酉島製作所は省エネ対策に力を入れているのか?

実は、ポンプは様々な産業用機械の中でも特に使用台数が多い機械の1つで、日本におけるポンプの消費電力量の現状は、下のグラフを見て分かる通り、約31%を占めています。
この事から、何故酉島製作所が省エネ対策に力を入れているかが分かるかと思います。
また、電力量を減らす取り組みはそのままランニングコストの削減に繋がってくる事も1つのポイントです。

エコポンプの構造とは?

では、省エネを図る為に酉島製作所ではどういった方法で、生産しているのでしょうか。酉島製作所の中でも主力製品となる片吸込単段渦巻ポンプで紹介しますが、大きく分けて3つのポイントに注力しています。

1高効率設計(ケーシング、3次元インペラ)

ケーシング内の流動性アップ

CFDにより、ノズル形状を最適化し、水の流れをよりスムーズに。

3次元高効率インペラの採用

流れに最適化したなめらかな曲面形状の3次元高効率インペラを採用。

2TUモータ(ウルトラ高効率モータ)

酉島製作所ではIE3モータを2008年より先行導入致しました。
(トップランナー規制は2015/4~)

3仕様の最適化(インペラカット)

インペラカットとは?

お客様の設備状況(ポンプ要求仕様点)に対して、ポンプの余分な動力を抑えるために
インペラの外径加工を行うものです。
上記❷の高効率モータを採用しただけでは、省エネにはならず、むしろ増エネとなってしまう場合があります。
そこで、酉島製作所が注力している3つ目のポイントが「❸仕様の最適化(インペラカット)」です。

お使いのポンプ仕様をもとに分かりやすい省エネ提案

実際にポンプをお使いになられているお客様につきましては、トリシマエコポンプとの仕様比較から年間消費電力量を算出し、省エネメリットを分かりやすく数値化してご提案できます。
下記項目の情報を頂けましたら「ポンプ省エネ提案書」を作成が可能です。

POINT

酉島製作所では、
「ポンプdeエコ®」をキャッチフレーズに
現地調査や省エネ講習会等の手厚いサポートも実施しています。
先ずはお気軽にご相談ください。

CONTACT

省エネ対策を検討して頂くに当たりどの設備を変えればいいのか、何を考えればいいのか等の懸念事項が浮かんでくるかと思います。酉島製作所では、現地調査や省エネ講習会等の手厚いサポートも実施しています。様々な製品を取り扱っている弊社であれば、今回ご紹介した酉島製作所の製品以外にもご協力出来る事があるかと思いますので、まずは、ご連絡をお願い致します。

メールでのお問い合わせはコチラ

株式会社ICHIKAWA 担当:濵田

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